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0~2歳から始める!絵本好きに育てる読み聞かせ方法

絵本
この記事は約9分で読めます。

絵本が好きな子どもは、将来的に高い学力が身についたり、読書好きに成長すると言われています。

小さい頃から読み聞かせをすることで、子どもは絵本好きになる傾向であることが分かっています。

つまり、読み聞かせをすれば、将来学力の高い子どもが育つと言えそうです。

近年では熱心に読み聞かせをする家庭が増えています。

「家庭での読み聞かせ実態調査」では、4ヶ月の乳児がいる家庭では6割、2歳児の幼児では約9割の家庭が読み聞かせしていると回答しています。

ただし、読み聞かせといっても、ただ絵本を読んでいれば良いというわけではありません。

間違った方法を取れば、逆効果になってしまうことも…

そこで、今回は「0〜2歳から始める!絵本好きに育てる読み聞かせ方法」についてご紹介します。

結論
  • 0~2歳児の読み聞かせは「子どもの楽しさ重視」でOK!
  • 絵本を媒介とした親子間のコミュニケーションを密にすることが大切。
  • 読み聞かせは肌の触れあう距離で子どものペースを尊重しながら、子どもの興味のある本を、親が楽しそうに読む。

家庭での読み聞かせの実態調査

家庭での読み聞かせの実態調査では、0歳~2歳の子どもをもつ親に対して行ったアンケートがあります。

研究者
研究者

絵本に期待していることは何ですか?

乳幼児の親が絵本に期待していることに関して様々な意見が聞かれました。

カテゴリー内 容
親子の時間・楽しい時間/幸せな時間
・子どもの笑顔/笑顔になること
育ちへの期待・本が好きになってくれる
・心が豊かになる/心の成長
・心の教育/情緒の安定
教育的期待・想像力/創造力/集中力
・頭がよくなる/字を覚える/色々なことを知る
・自分で読むようになる
興味・関心・ファンタジーの世界へ興味をもつ
・子どもの反応
子育てのツール・安らいで寝るための準備

さらにまとめると、大きく2つの思惑で読み聞かせを行っていることがわかります。

  • 親子の時間として読み聞かせを愉しみ、子どもが楽しむ姿を見せてくれることを期待している。(=内生的意義)
  • 絵本を通して想像力や集中力、字を覚えるなど、長期的な視点で成績良くなることを期待する。(=外生的意義)
内生的意義
内生的意義とは、心理面が伸びることを期待して読み聞かせをすること。
具体的には、親子の触れあいや、親子で愉しむ時間を共有することを目的としています。
外生的意義とは
外生的意義とは、知的面が伸びることを期待して読み聞かせをすること。
具体的には、文字を覚えるなどの知識の獲得や、静かにさせることや寝かしつけるために読み聞かせを行うことです。

内生的意義と外生的意義、それぞれ読み聞かせをする上では重要な観点だと思いますが、乳幼児期に必要な読み聞かせは「内生的意義」です。

0~2歳児は言葉が芽生え始める時期

赤ちゃんは、産まれたばかりは声を発することはできません。

ことばの発達

  • 新生児期:発声(泣く)は可能。発語は不可
  • 6ヶ月~ :喃語で自分の思いを伝えはじめる
  • 1歳~ :単語を発する
  • 2歳~ :二語で意思表示

親の声を聞いて、自分の中に「言語」というものを蓄積する時期です。

そして、真似をするように言葉を発し始めます。

この時期に大切にしてあげたいのが、赤ちゃんの「自分の意思表示が安心して示せること」です。

言語表現の基礎である、自己表現ができる安心感こそが根本にあって初めてコミュニケーションの楽しさ、心地よさを感じ、伝えたい、もっと知りたいという思いが育まれます。

このことを踏まえた上で「内生的意義」と「外生的意義」について改めて考えてみます。

内生的意義を重視

内生的意義を重視した読み聞かせを行うと、子どもは変化します。

子どもの欲求や興味に合わせた共感的な読み聞かせをしてもらうことで、子どもは満足し、安心感を得ることが出来ます。

そして、親子の絆を深めることになります。

さらに、読み聞かせの時間が子どもにとって心地よい時間となることで、絵本に対しての興味や関心も育まれます。

つまり、絵本が好きな子どもに育つということです。

外生的意義を重視

一方で、外生的意義を重視した読み聞かせをすることで、どのようなことが考えられるのでしょうか。

特に弊害となるのが、子どもが「楽しくない」と感じてしまうことです。

読み聞かせを行う親のエゴが強く出てしまうと、子どもは読み聞かせの時間が苦痛となってしまいます。

読み聞かせの時間が楽しくない経験を重ねてしまうことで、次第に絵本への興味が薄れていき、結果的に絵本嫌いの子どもになってしまいます。

絵本好きになる!読み聞かせのポイント

読み聞かせ方法を工夫することで、子どもを絵本好きに育てることができます。

その方法とは、

子どもの安心や心の安定につながるように、応答的・共感的な読み聞かせ(内生的意義)をすることです。

読み聞かせをするときのポイントは4つ、

①肌が触れ合う距離感で読み聞かせをすること。

②読み聞かせのペースは子どもに合わせること。

③子どもの興味のある題材の絵本を選ぶこと。

④親も楽しそうに読むこと。

以上の点に気をつけることで、子どもは自然と絵本が好きになってくれます。

肌が触れあう距離感で

読み聞かせは、親子の絆を深めるツールです。

それは、「同じもの」を使うだけでなく、読み聞かせの体勢も大切です。

寝転がって添い寝しながらとか、お膝の上に乗せた姿勢で読み聞かせをしてあげることで、親子の物理的距離が短くなります。

子どもというのは、親の肌に触れるだけでも安心したり、嬉しくなったりします。

「ママに触れる絵本の時間は楽しい!」

と思うことで、次第に絵本へ興味が移り、知らず知らずのうちに絵本自体が大好きになってしまいます。

子どもが読み進めるペースに合わせる

子どもの興味は留まることを知りません。

固定観念が無いからこそ、興味が次から次へと移り変わっていきます。

こと絵本に関しては、自分の興味のあるページまで平気で読み飛ばすこともありますし、逆に巻き戻して読むこともあります。

そもそも絵本を順番に読むという概念が培われていないので、当たり前です。

親は、そんなメチャクチャな読み方を否定せず、子どもの望むペースを受け入れて読んであげれば良いだけです。

ページを飛ばしたら、そのページの内容を読んであげればいいだけですし、

戻ったら、「さっきの○○と一緒だね。」とか「○○すきなのかなー?」と声を掛けてあげましょう。

決して親のペースで読み進めたり、「本は戻らないの!」と頭ごなしに教え込むことはしないでください。

あくまでも、子どもの自由な発想、興味を尊重して伸ばしてあげることが一番です。

子どもの興味に合わせる

読む絵本は子どもの好きな題材をもとにしている作品を選ぶようにしましょう。

例えば、動物が好きなようなら動物が沢山出てくる物を選んだり、

働く車が好きなら、それを題材にした絵本を選ぶだけです。

子どもは小さいうちは、自己表現が未熟ですので、自分が何が好きかはっきり言えません。

そんなときは、子どもの反応をみて選んでみるのも1つの方法です。

親も楽しそうに読む

子どもは親の表情や声の抑揚をちゃんと感じ取っています。

親がつまらなさそうに絵本を読んでいれば、心から読み聞かせの時間を楽しむことはできません。

時々、「寝る前に1時間読み聞かせ」や「1日○冊必ず読み聞かせる」家庭がありますが、それは本当に子どものためを思ってしているのか疑問に思うこともあります。

毎日読み聞かせをする時間を決めることや、読み聞かせた本数に注意を向けるのは親のエゴを押しつけているに他なりません。

人によっては、「子どものため!」と自己犠牲型の子育てをされている場合もありますが、子どもはちゃんと分かっています。

親も子どもも絵本を通して楽しい時間を過ごす、これが1番重要なことです。

0~2歳の時期に、この方法で読み聞かせて絵本好きの基礎を築くことができれば、3・4・5歳児の言葉の獲得の過程にある「文字が読めるようになる」「書き言葉への関心」など、外生的意義を見いだしていくことに繋がってきます。

つまり、心を育むための読み聞かせである内生的意義を重視することで、知的面である外生的意義に結びついて結果的に両方伸ばすことができるようになる、ということです。

0~2歳から始める!絵本好きに育てる読み聞かせ方法まとめ

パパ
パパ

重要なポイントを絞ってまとめてみました!

  • 絵本の読み聞かせにおける親の考えは「内生的意義」と「外生的意義」の2つ。
  • 内生的意義とは、絵本を通して親子の触れあい、親子で愉しむ時間のこと。
  • 外生的意義とは、知識の獲得(文字を覚える)や、子育て手段(静かにさせる、寝かしつける)のこと。
  • 0~2歳は言葉の芽生えの時期。発語による自己表現できる安心感を与えることが大切。
  • 内生的意義を重視した読み聞かせを行うことで、絵本に対する興味・関心が育まれる。
  • 逆に、外生的意義を重視すると、子どもの絵本に対する興味が無くなる。
  • 絵本好きにするには、子どもの安心や心の安定に繋がるように、応答的・共感的な読み聞かせをすること。

絵本というのは、子どもの能力を伸ばす要因がフォーカスされる傾向にありますが、あくまでも親子の絆を育むコミュニケーションのツールの1つです。

結局のところ、そのツールをどう使うかによって子どもへの影響が大きく左右されるものだということを忘れないでください。

「必要なことだから!」と最初から無理にアレコレ教え込もうとせず、子どもの「楽しい!」を伸ばすことが、結局のところ1番重要です。

この記事で、少しでも子どもとの絆を深める一助になれば幸いです。

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参考文献・図書・サイト

砥上あゆみ:言語表現の基礎を培う0-2歳児の絵本の読み聞かせ,純真紀要(2017)

保育園の保護者を対象とした家庭内における絵本の利用状況に関する調査

藪中征代:乳児をもつ養育者の絵本に関する考えと環境についての考察

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