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イオン(8267)が急落中!買い場到来か?

株主優待
この記事は約5分で読めます。

個人投資家(主に主婦層)に人気の銘柄のひとつにイオン(8267)があります。充実した株主優待制度が人気の理由です。

その優待制度の中で特にオーナーズカードが魅力的で、「いつかはイオンの株主になりたい!」と考えている方も少なくありません。

オーナーズカードは全国にあるイオングループのお買い物代金が保有株数に応じて3~7%キャッシュバックされます。

そんな魅力的な優待制度のイオンですが、最近株価が下落基調にあります。2021年の最高値3,000円から2,600円程度まで下がってきていて、大分買いやすくなってきた印象です。

ママ
ママ

ついにイオンを買う時がきた!?

王冠すずめ
王冠すずめ

ちょっとまって!本当に買い時か考えてみよう!

実際にイオンの株価が割安なのか、買うべきなのかについて考えてみました。

(ちなみに管理人はイオンの株を持っていません…欲しい…。)

先に結論

結論「様子見」

  • チャート的に買うにはまだ割高感。下落が落ち着いてから再度検討。
  • 9月末からの下落は地合の悪さ。岸田ショックの影響が強い。
  • 10月頭からの下落はイオン特有の理由。売上高好調も手残り減少傾向のため。
  • 優待の利回りを考えれば、価格度外視で単元保有もアリ。

イオン(8267)の株主優待

権利確定月2月末日・8月末日
優待の種類買い物券・プリペイドカード、その他
株主優待カードイオンオーナーズカード(年2回)
①半期100万円までのお買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック。
100株以上:3%
500株以上:4%
1,000株以上:5%
3,000株以上:7%

②毎月20・30日のお客様感謝デーはさらにお得(お支払い時5% OFF特典あり)

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長期保有特典
(年1回)
2月末時点の株主名簿に基づき3年以上継続保有、1,000株以上所有でイオンギフトカードを進呈。
1,000株以上:2,000円
2,000株以上:4,000円
3,000株以上:6,000円
5,000株以上:10,000円

だいぶ安くなってきているとはいえ、1単元26万円程度と考えるとオーナーズカードのランクアップや長期保有特典なんかは難しそうです(-_-;)

実は、このオーナーズカードですが、なにもイオンでのお買い物代金が安くなるだけではありません。

イオンイーハート、イオンシネマ、スポーツオーソリティ、イオンペットなどでも優待価格になる(イオン「株主優待制度」より)など、お得が満載なんです。

例)イオンシネマ:大人鑑賞料金1,000円+ポップコーンorドリンク1杯無料(イオンシネマの株主優待情報はこちら

イオン(8267)の6ヶ月チャート

まずはイオンの現在の株価推移を見てみます。

日経新聞電子版より引用(2021.10.22執筆時)

上の画像は10月22日時点のイオン(8267)の株価チャートです。9月中旬の3,000円をピークに1ヶ月で400円も下落しました。2020年10月頃の水準である2,600円程度で現在ヨコヨコして出来高も落ち着いてきている印象です。

株主優待は100株以上ですので、26万円前後で買える計算です。

移動平均線は下落を示していて、判断指標のRSIは売られすぎの水準ギリギリといった所で推移しています。

テクニカル面だけ見ると、そろそろ買い出動しても良さそうに見えます。

直近の業績も見てみよう!

では、そもそも1ヶ月もかけてダラダラ下がっている理由はなんだったのでしょうか。

まずは業績推移を確認します。

コロナ禍で大きく影響のあった昨年の2021から比べると、だいぶ一昨年の水準に寄っています。一見すると悪くなさそう…

特に9月末から10月の頭は岸田ショックによる地合の悪さが影響しているようです。日経平均も大分下げましたからね(-_-;)

その後の第2Q発表(10/6)翌日の7日に▲169円安(▲6.1%)と大きく下げています。

この急落の理由を考えてみます。

営業利益が前期比で+439億とまずまずの数字。というか数字だけ見ていたら悪くない印象です。

ただし、「親会社株主に貴族する四半期純利益」が非常に少ないのが目に付きます。

少ない理由としては、完全子会社の「イオンリテール」の存在です。近年は赤字拡大し続けているため利益を圧迫しています。

詳細は、公認会計士ひねけんの株式投資チャンネル「【イオン(8267)】過去最高水準の営業利益目標なのに、なぜ株価急落?」で確認することができます。

王冠すずめ
王冠すずめ

いつも勉強させて貰っているチャンネルです。

株価が下支えされている理由

10/22日の終値2617円でのPERは81.37倍と、小売業の業種平均の24.6倍(株予報より)と比較して非常に割高な水準です。

こんなにも利益が出せていないのに割高な株価推移となっているのは、やはりイオンの手厚い株主優待でしょう。

仮に100株保有して、食費や衣料品などを月5万円を使うと仮定した場合、年間18,000円のキャッシュバックが受けられます。そこに配当金1800を足すと役20,000円のバック。

仮に現在の株価水準で26万円投資した場合、年間の利回りが7.69%かなり高利回りです。

もしかしたら、この考えで手放さない主婦層のお陰かもしれませんね。



イオンの買い時は?

現在の移動平均線は上から長期→中期→短期と完全に下降トレンド真っ最中です。

過去イオンのPER水準からいっても現在のPERは決して割安とは判断できません。

ただ、10月に入ってから株価がヨコヨコしてきているので、平均線が追いついてくるようであればもう1度買い検討したいと思います。

この記事を書いた人

整形外科勤務の白衣の肉体労働者。理学療法士の視点から子育てに関する情報を発信する予定が最近は投資関係の話題ばかり。最近はブロックチェーンゲーム「Walken」の内容を中心に発信。

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