【3歳・4歳・5歳】ひらがなを読めるようになる時期は?習い事をさせた方が良いの?

育児
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王冠すずめ

整形外科勤務の理学療法士。得意分野は整形外科・小児リハビリ・義肢装具。【理学療法×育児】のメゾットでフィジカルを伸ばす子育てを実践中。子育てに必要な教育資金を確保するための投資についても発信。

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子どもは1歳を過ぎるとどんどん言葉をしゃべるようになります。

最初は「あ~、う~」と意味の無い発語ですが、

1歳を過ぎた辺りから「ぶーぶー(くるま)」「でんでん(かたつむり)」などの単語を言うようになります。

単語を言う月齢

・生後9~10ヶ月:10%

・12ヶ月~13ヶ月:50%

・~18ヶ月:90%

赤ちゃんは生後9ヶ月から18ヶ月ごろの間にしゃべり始める。

平成22年乳幼児身体発育調査より

2歳を過ぎた辺りからは、二語をは話せるようになってくる子どももいます。

どんどん言葉が上手になってくるおチビを見ている中で

ママ
ママ
  • ひらがなっていつ読めるようになるの?
  • 積極的に教えた方がいいの?

こんな疑問が出てきたので調べてみました。

【3歳・4歳・5歳】ひらがなを書けるようになる時期は?習い事をさせたほうが良いの?
子どもは親が気付かないうちに、どんどんと成長していきます。ついこの前までヨチヨチ歩いていたのに、急に走れるようになったり、単語しか喋れなかったのに、いつの間にかちゃんと自分の意思表示ができるようになったり。ひらがな...

結論

5歳ごろに読めるようになる

幼児のひらがなの習得-国立国語研究の1967年の調査と比較して-より一部改変

4歳台のはじめで1/4、後半で半分、5歳台のはじめで3/4、後半で9割の文字が読めるようになります。

上の表を見る限り、46文字の範囲よりも71文字の範囲の方が平均読字数の割合が小さいことから、

習得の速度は【清音・撥音>濁音・半濁音】だということが分かります。

家庭で無理に教え込む必要はない

読みの能力をあげる為に教育を行ったからといって5歳時点の能力に差が出ることはありません。

そのため我が家では、ひらがな読みを無理に教え込むことはしないと決めています。

ひらがな読みの習得が早まっている

3歳~5歳までの幼児を対象とした調査では、年々「読み」の習得率が早まっていることがわかっています。

この成績向上の背景には社会的背景が要因しています。

文字環境の整備

低月齢の時期から文字に溢れている

近年「知育玩具」人気が過熱しています。

種類も豊富にあり、リトミックなどのリズムで体を動かすものや日本語学習教材など、ありとあらゆるものが知育玩具として販売されています。

小さい頃から知育玩具に慣れ親しむことで「読み」の能力が向上してしまっている、ということです。

強制的な教え込み

少子化の現在では、一人っ子の世帯も多くなっています。

つまり、子ども1人にあたる親やその両親を含めた期待の高まりによって、教育費などの費用が集中するため、知育玩具に人気が集まっているのでは無いかと思います。

幼少期からの英語学習は最たるものではないでしょうか。

(別に知育教材を否定しているわけではありません。)

そのような強制的な教え込みを背景に子ども達のひらがな習得の早熟に繋がっています。

ひらがな読み能力に関する研究

性差との比較

一般的に「女の子の方が成長が早い」といわれていますが、ひらがな読み能力についても当てはまります。

3~5歳のどの年齢をみても読める文字数は女子>男子となっています。

一方で、成長するに従ってほとんどの子どもが読めるようになりますので、男女差は次第に無くなるという結果になっています。

習い事の種類との比較

習い事の種類によって読み能力に違いがでるのかを比較した研究があります。

習い事の種類は大きく分けて

  • 芸術・運動系
  • 学習系

に分けて調査しています。

結果としては、習い事なし芸術・運動系学習系

という関連がみられています。

教育費との比較

子どもにかける1ヶ月の教育費別で分けた読み能力を比較した研究があります。

①5000円未満

②5000~2万円

③2万円~5万円

④5万円以上

結果は、4歳時点の成績に目立った差が出るものの、5歳時点では教育費の影響が無くなると結論が出ています。

我が家では子どもの投資金額は子どもチャレンジがメインでその他知育グッズなどのおもちゃや本を買い与えていますので、だいたい月5000~2万のグループです。

(いやいや、月5万円以上って普通の家庭では無理よ…)

でも、5歳時点での違いが無いという結果には勇気づけられます←

 

ひらがなを読めるようになる時期は?習い事をさせた方が良いの?まとめ

今回は「ひらがなを読む」ことにフォーカスして調べてみました。

昔と比べて現在の子育て環境は、知育玩具やおもちゃ一つ一つが凄く進化しています。

また小さい頃から習い事に通わせる家庭も珍しくなく、幼児教育業界も盛んな印象を受けます。

そのこともあって、子どものひらがなを読む能力が向上し、低年齢化しているという結果でした。

ただし、読み能力に差が見られるのは3歳・4歳の時点の話であって5歳以降には目立った違いは無いという結論でした。

これは、読みは一般的に日々の経験から自然に習得するのが可能だという特性から、親が意識して教育を施したとしても成長と共に差がなくなるという結果です。

この事実を踏まえた上で、我が家では無理に教え込む教育はしない方針にしています。

もちろん、現在の子どものレベルと興味の幅を見据えて必要最低限の知育玩具は用意する予定ですが、親が誘導して学習させる必要は無いと判断した結果です。

もちろん言語を覚えることは大切なことですが、それよりもまずは「自分の興味・関心をもつ能力」「自分で楽しみを見つける能力」など、心と体を豊かに育むことが先決だと思っています。

知識は後でついてくるという事実を踏まえた上での判断です。

もし、誰かの教育の参考になれば幸いです。

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参考文献・図書・サイト

島村直己:幼児のひらがなの習得-国立国語研究の1967年の調査と比較して-,教育心理学研究第42巻第1号(1994)

国立国語研究所:幼児の読み書き能力,国立国語研究所報告;45

内田伸子:読み書き能力の獲得,発達心理学概論[特論]第Ⅶ章[第13講]

平成22年乳幼児身体発育調査,P3「図2 一般調査による幼児の言語機能通過率」

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