赤ちゃんの言葉が出ないのはしつけスタイルが問題!?語彙力を伸ばす育児

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アラフォー夫婦。パパは整形外科勤務の理学療法士。得意分野は整形外科・小児リハビリ・義肢装具。ママは子育て真っ最中の専業主婦。メディカルアロマリハビリテーションセラピスト。【理学療法×育児】のメゾットでフィジカルを伸ばす子育てを実践中。

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赤ちゃんは成長と共にどんどん出来ることが増えてきます。

子どもが話すようになるのも成長の1つです。

特に2〜3歳は言葉の発達が著しい時期で、日に日に色々な事を話せるようになっていきます。

語彙力というのは、学力に大きく影響するということが分かっています。

語彙能力は子どもが正しく成長するのに必須の能力ですが、「たくさん言葉が出せるようにしよう!」と意気込んで親が無理やり教え込むのはNGです。

実は、子どもというのは教え込むことで能力が上がるわけではありません。逆に言葉が出にくくなってしまう可能性も。

では、どうやったら語彙力を伸ばすことができるのでしょうか。

実は、しつけスタイルと語彙能力には密接な関係があります。

言葉の発達を促し、語彙力を上げるためにはどんな注意が必要か。

今回は、語彙能力としつけスタイルについてご紹介します。

結論

  • 子どもの語彙能力を伸ばすには共有型のしつけスタイル。
  • 「子どもと楽しい時間を過ごす」というスタンスが結果的に表現する意欲を向上させる。
  • たくさん本を買ってあげて、たくさん読み聞かせする。

しつけスタイルの違い

しつけスタイルには「共有型」「強制型」「自己犠牲型」の3パターンが存在します。

親は子どもをしつけする時に、無意識でこの3パターンのどれかを選択しています。

家庭でどのようなしつけをするかによって子ども達の語彙能力に差が出てきますので、自分がどのパターンび当てはまるか気にしながら読んでみましょう。

しつけスタイルと収入の関係

親の収入としつけスタイルには傾向があります。

共有型は親の収入に比例して増加する傾向にあり、逆に強制型は収入が低い家庭に多い傾向にあります。

自己犠牲型は、親の収入が低い場合、高い場合に極端に高い傾向が見て取れます。

あくまでも傾向の話なので、必ずしも収入が高いから良い教育スタイルが選択できている、というわけではありません。

共有型しつけスタイル

共有型の特徴は、「子どもと一緒に楽しい時間を過ごす」ことに重きを置く育児スタイルです。

子どもと出かけたり、遊んだりして親子が一緒に楽しんで物事を行うのが好きで、子どもによく話しかけるのが特徴です。

共有型の親は、子どもとの生活に楽しみを見出し、一緒に経験することに喜びを感じることのできる傾向があります。

強制型しつけスタイル

強制型のスタイルは、「親が細かく子どもに指示をする」ことを重視した育児スタイルです。

例えば、家庭ルールを作り守らせる、言いつけ通りにするまで責める、出来なかったら罰を与えるなど、親の価値観や意向を子どもに強制します。

自己犠牲型しつけスタイル

自己犠牲型スタイルは、「生活の全てが子ども中心に回っている、親の生活は二の次」の育児スタイルです。

子育てに一生懸命な姿がありますが、自分の生活のほとんどを子どもに使ってしまっているため、不満が溜まっている方も多い。そして、子育てが負担だと感じている場合が多い傾向にあります。

しつけスタイルと語彙能力

語彙能力が高い子どもは、共有型しつけを受けており、語彙能力が低い子どもは強制型しつけを受けている傾向が強かったことがわかっています。

共有型の教育環境

親の収入が高い層では、家庭に置いてある書籍の数が多く、共有型のしつけスタイルを選択している家庭が多い傾向です。

ちなみに、低所得者層でも蔵書数が多いと子どものリテラシーが高くなることが分かっています。

つまり、教育資金に余裕がある場合に、書籍購入に注力しやすい。だから子どもは伸びる。

一方で、低所得者層の家庭でも書籍を与えることで子どもの語彙能力は伸びるという結果だった。

強制型の教育環境

低所得者層では強制型のしつけをとる家庭環境が多く、教育資金も少ないため書籍を買い与えることも少ない傾向にあります。

ただし、強制型しつけスタイルの場合は高所得者層でも、語彙能力が伸びない傾向が強く出ることが分かっています。

赤ちゃんの言葉が出ないのはしつけスタイルが問題!?まとめ

低所得者層では子どもへの教育資金が捻出できず、教育環境が十分とはいえない傾向から語彙能力が伸びないという結果に繋がっています。

ただし、低所得者層だからといっても積極的に書籍を買い与えている家庭の子どもは伸びることがわかっています。

また、高所得者層だとしてもしつけを強要する家庭の子どもは伸びません。

つまり、親の収入は重要なファクターでも、決定的な要素にはなり得ないということです。

子どもの能力を伸ばすためには、子ども自身の興味を伸ばす家庭環境を整えてやることです。

それには、子どもの興味が広がる本を多く与えることが重要です。

子ども自身が自由にのびのびと、自分の興味を広げることが一番能力を伸ばすことなのかもしれません。

 

最後に

子どものしつけに頭を悩ますパパ・ママは少なくありません。

他の子どもと比べたり、年齢に相応しずに語彙力が弱いと親は不安になって焦ってしまいがちです。

焦ってしまうと、

「もっと教え込まなきゃ」

「もっと自分の時間を削ってしつけないと」と、

強制型や自己犠牲型のしつけスタイルになりがちです。

しかし、本来子どもの能力を伸ばすのは「共有型」です。

大事な事は、

子どものことが大好きで、絆をしっかりと結んで、いつでも安心できる居場所を作ってあげるということです。

子どもは、「困った時はいつでも助けてもらえる」という安心感の中こそが一番成長することを覚えておいてください。

参考文献・図書・サイト

内田信子:読み書き能力の獲得,発達心理学概論[特論]

内田信子:親のしつけスタイルが子どもを伸ばす,ベネッセ総合研究所

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アラフォー夫婦。パパは整形外科勤務の理学療法士。得意分野は整形外科・小児リハビリ・義肢装具。ママは子育て真っ最中の専業主婦。メディカルアロマリハビリテーションセラピスト。【理学療法×育児】のメゾットでフィジカルを伸ばす子育てを実践中。

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