ここ10年くらいはネットで株式の売買が簡単にできるようになり、株式投資は身近になってきました。
近年、各証券会社は20~30代の若い層を取り込もうと各種サービスを拡充させています。その中でもこぞって力を入れているのが1株(端株)投資です。
今までの株式売買は通常100株(1単元)からで、最低でも数万円は必要でした。それが1株から買えるようになったことで少ない手元資金からでも始められるため、株式投資にチャレンジする方が増えています。
ただ各証券会社それぞれに特色があり、実際に口座を開くならどこを選べばいいか判断が難しくなっています。
そこで今回は、1株から買える証券会社を比較してお勧めの証券会社をピックアップしてみました。
ここだけ抑えておけばOK!
ネオモバ:手数料破格!ポートフォリオは買い増し・売却でのリバランスも自由!
LINE証券:購入手数料0円!ひたすら買い増してリバランスする人に無敵!イベントで安く仕込める!
PayPay証券:外国株の定期買い付けができる!まだまだ時代は米国株最強信者に!
少額取引が可能な証券会社比較
順位 | 証券会社 | 国内株 | 外国株 | 手数料 | 特徴 |
🥇 | ネオモバ | ○ | × | 月額220円 (実質20円) | 定期買付 |
🥈 | LINE証券 | ○ | × | 購入:無料 売却:99円~ | イベントあり |
🥉 | PayPay証券 | ○ | ○ | 0.5%~1% | 国内外株 定期買付 (つみたてロボ貯蓄) |
😰 | SBI証券 (単元未満株) | ○ | × | 約定代金の0.55% 最低手数料55円(税込) | テーマキラー |
😰 | マネックス証券 (ワン株) | ○ | × | 約定代金の0.55% 最低手数料52円(税込) | 銘柄スカウター |
😰 | SMBC日興証券 (日興フロッギー) | ○ | × | 購入:無料 売却:0.5%~1% | 記事から購入 |
😰 | 岡三オンライン証券 (単元未満株) | ○ | × | ~2万円:220円(税込) ~3万円:330円(税込) | – |
😰 | 松井証券 (単元未満株) | ○ | × | 約定代金の0.55% 最低手数料なし | ベンチャーファンド |
1株・端株で投資をする場合、取引手数料には細心の注意が必要です。手数料の大小でパフォーマンスも大きな差になってきます。そもそも「手数料負け」してしまったら本末転倒ですからね。
この記事でお勧めしている上位3社までの証券会社は手数料も良心的ですので、この中から選びましょう。
証券会社 比較
SBIネオモバイル証券
SBIネオモバイル証券は「手数料が他の追随を許さないくらい手数料が破格」なのが最大のメリットです。
通常は株式取引において、取引ごとに手数料がかかりますが、ネオモバでは月額のサービス利用料のみ!(月50万円まで)
月額220円で何度でも取引が可能です。さらに毎月Tポイントが200円分バックされますので、実質20円で使い放題!
長期間取引をする予定がない場合でも一時的に口座取引を停止することもできます。その間の月額は0円。
少額で色んな銘柄に分散投資するには買い付け手数料が安いにこしたことはありません。50万円の枠内であれば売却も格安でできますのでポートフォリオのリバランスも気軽に出来るのが嬉しいですね。
↓こちらから口座開設できます
LINE証券
LINE証券は普段スマホに入れているLINEアプリから見ることができるため、最初のとっつきやすさが魅力です。
定期的に安く株を買えるイベントも開催していて、このイベント目当てだけで証券口座を開くのもアリ!
購入手数料無料なので、長期で保有する目的で使うのであればデメリットはなし。
売却手数料がかかりますので、保有株式を売却してリバランスをしたい方には向きません。ひたすら買い増してリバランスする分には最強かもしれません。
PayPay証券
PayPay証券の最大の武器は「外国株が買える」ことです。
定期的かつ低額(最低1,000円~)で外国株式を購入できるのはここだけです。
ただ米国株式などは1株から購入ができるため、超絶優秀な証券会社(楽天証券やSBI証券)で購入すれば良いわけですので、「証券口座を複数持ちたくない方」や「定期で低額で外国株を買いたい方」には選択の余地はありそうです。
ここから下は「単元未満株の購入はできる」けど、個人的にオススメはできない証券会社です。
ただ、それぞれ独自のサービスを展開しているところもありますので、サクッと紹介します。もし興味があれば一度覗いてみても良いかもしれません。
SBI証券
SBIネオモバイル証券と間違えないように注意!
SBI証券は「テーマキラー」という独自のサービスを提供しています。
旬の話題や注目の技術などの投資テーマから自分の興味のあるテーマを選んで投資します。
10社の株に分散されていて5万円から購入可能です。また売却時も一括で行えますのでお手軽です。イメージとしてはSBIオリジナルの極小ファンドといったところでしょうか。
マネックス証券
最低手数料が他者より雀の涙程度安いです。ただし上位3社には遠く及びません。
ただ、独自ツールの「銘柄スカウター」は優秀です。銘柄分析をする時に活用できるので是非使いたいサービスです。
銘柄スカウターは口座を持っている人しか使えないので、このツール目当てで開設しておくのもアリです。
「ferci(フェルシー)」は、マネックス証券が提供する投資SNSと、1株から投資できる投資機能が一つになったサービスです。
SMBC日興証券
少し分かりづらいですが、SMBCで1株から購入できるのは「日興フロッギー」というサービスです。SMBC日興証券は「株式ミニ投資」というサービスを行っていて、こちらは10株から購入できるようになっています。
小額投資なら日興フロッギーもおすすめ(100万円以下の買い付け手数料無料)の候補ですが、日興フロッギーは100株未満の投資は株主として登録されない仕組みになっているので、端株優待という観点からは対象外となります。
ポイント投資の優待ブログより引用
岡三オンライン証券
最近CMバンバン出しているので「名前は知ってる!」なんて株を触ってこなかった世代には僅かながらドヤれる可能性があります。
手数料は超絶高いので端株投資では手数料負け確実です。近寄らないのが懸命です。
100株買うとしても、他のネット証券会社の方が安く済みます。
松井証券
端株投資以外にもベンチャーファンドへの投資を売りにしています。
未公開企業への投資が少額からできるのは松井証券の強みだと思います。
ベンチャーファンド市場は、未公開企業を中心としたベンチャー企業を主な投資対象とする投資法人のための市場です。
ベンチャーファンド市場へ上場するベンチャーファンドは、個人投資家を含む広く一般の投資家から資金を集めるため、投資法人(会社型投資信託)制度を活用します。投資家から集めた資金を未公開企業をはじめとするベンチャー企業へ投資します。
ベンチャーファンドを利用することにより、少額の資金で未公開企業への投資を行うことができます。また、ベンチャーファンド市場への上場により、換金の場が確保されることから、個人投資家にも未公開企業への投資機会が提供されることとなります。
ベンチャーファンドは未上場企業への投資で、一般の株式市場に出回っている銘柄よりハイリスクです。
端株投資をこれから始めるという方は、まずは比較的リスクの少ない(といっても株式自体ハイリスク商品ですが)ものから始めることをオススメします。
少ない資金から投資を始めたい!1株から投資できる証券会社を比較してみた-まとめ
これから端株投資を始めたいと考えるのであれば「ネオモバ」「LINE証券」「PayPay証券」から選ぶと大きな間違いはありません。
ネオモバ:手数料破格!ポートフォリオは買い増し・売却でのリバランスも自由!
LINE証券:購入手数料0円!ひたすら買い増してリバランスする人に無敵!イベントで安く仕込める!
PayPay証券:外国株の定期買い付けができる!まだまだ時代は米国株最強信者に!
特に最初は手数料が格安なネオモバで始めることをオススメします。少し慣れてきたらLINE証券のセールイベントなどに参加して少しずつ株数を増やして資産形成の第一歩としてみるといいかと思います。