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株式市場再編で株主優待を廃止する企業が増加!保有中の優待銘柄を再考する。

株主優待
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王冠すずめ
王冠すずめ

こんにちは!王冠すずめです!

先日はひろぎんHD<7337>が1年経たずに優待を改悪した件についてご紹介しました。

2022.1.28 金曜日の取引時間終了後に公開されたIRでは(「株主優待制度の一部変更に関するお知らせ」より参照)もともと同社は100株保有で2,500円相当の地元特産品のカタログギフトを優待新設したのですが、100株保有で500円のギフトカードに変更されます。

株価はどうなったか

IRを受けてその後の株価がどうなったのかについて見ていきます。

2021.1.28 15時時点のひろぎん
優待改悪IR後のひろぎん

優待変更が出されたのが取引時間終了後です。当日15:00時点の株価が705円だったのに対し、その後のPTS(夜間取引)では▲66.9円(▲9.49%)も暴落しています。それだけ優待たけに魅力があったと言えそうです。

爆死した ひろぎん ヤムチャ

今回は話題性のある題材にしましたが、株主優待で人気になっている銘柄が廃止すればひろぎんの二の舞です。

そこで、もし現時点で私が保有している優待銘柄が優待廃止になった時に処分するのか、継続保有し続けるのか。各銘柄ごとに保有している理由の再確認をした内容をご紹介します。

2021年の株主優待実施企業数

昨年度の優待廃止企業は過去10年で最多の75社(日本経済新聞「株主優待に変化、21年は最多75社廃止 東証再編も背景」より参照)でした。

逆に優待を新設した企業は42社(株主優待・投資・節約ぷらすあるふぁ「【2021年】株主優待を新設した銘柄一覧」より参照)となっています。総数では減少しています。

王冠すずめ
王冠すずめ

優待投資家にとっては今後も厳しい環境になりそうです。

現在保有している優待銘柄

  • オリックス<8591>
  • アルコニックス<3036>
  • 西松屋チェーン<7545>
  • タカラトミー<7867>
  • 早稲田アカデミー<4718>
  • 東京個別指導学院<4745>
  • エディオン<2730>
  • ヤマダHD<9831>

現在優待を目的として保有している銘柄は8種類です。それぞれについて理由を書いておきます。

オリックス<8591>

優待内容ふるさと優待(オリジナルカタログギフト)
株主カード
100株以上3年未満:5,000円相当
3年以上:10,000円相当

オリックスは言わずもがなだと思います。高配当かつ、ふるさと優待が魅力の銘柄です。

コロナ禍でも配当性向を引き上げてでも配当を守った株主思いの企業です。その時点で同社に限って優待廃止はあり得ないと思っています。コロナショック時に仕込んだので現在は2バガになっていますので仮に優待廃止で株価暴落しても含み損になることは無いと高をくくっている銘柄です。

高配当で増配意欲も高い企業ですので継続保有予定です。

アルコニックス<3036>

優待内容カタログギフト
①2,000円相当
②2,500円相当
③3,000円相当
100株以上1年以上:①×1
3年以上:①×2
500株以上1年以上:②×1
3年以上:②×2
1,000株以上1年以上:③×1
3年以上:③×2

最近増資を発表して大きく株価を大きく落とした企業です。業績は好調で利回りもまずまず。(現在の株価で3.63%)

優待はカタログギフト1年以上で頂けます。長期保有前提の優待ですのでクロス勢の心配は無く、業績の観点からも優待廃止リスクは低いと思っています。

仮に優待が無くなったとしても、株価の成長、高配当の観点から売却は検討しません。

西松屋チェーン<7545>

優待内容自社プリペイドカード
100株以上1,000円分×2
3年以上:500円分×1
500株以上3,000円分×2
3年以上:1,000円分×1
1,000株以上5,000円分×2
3年以上:3,000円分×1
5,000株以上5,000円分×2
3年以上:5,000円分×1

西松屋チェーンは売上高ほぼ横ばい(毎年微増)です。現在はフェアバリュー株との認識です。

同社は牛歩ですが着実に増配してくれていますが、総合利回りにおける優待の利回りがウエイトをしめていますので、廃止となれば売却する必要が出てきます。

タカラトミー<7867>

優待内容自社サイト割引券
自社製品(トミカ・リカちゃん)
100株以上割引券
1年未満:10%割引
1年以上:30%割引
3年以上:40%割引

自社製品
オリジナルトミカ2台
1,000株以上割引券(100株と同様)

自社製品
オリジナルトミカ4台
2,000株以上割引券(100株と同じ)

自社製品
オリジナルトミカ4台
オリジナルリカちゃん

この銘柄に関しては100%トミカ目当てでの保有です。

子どもが株式投資に興味を持って貰えるために保有している銘柄ですので、トミカが貰えなくなれば処分します。

早稲田アカデミー<4718>

優待内容クオカード
自社優待券
100株以上クオカード
3年未満:1,000円分
3年以上:2,000円分

自社優待券
3年未満:5,000円分
3年以上:10,000円分

こちらの銘柄もタカラトミー同様100%優待目的です。

3年保有時の優待の爆発力は凄まじく、自社商品券も換金率80%とかなりの高利回りです。そのため優待廃止リスクは高いと考えています。

もちろん、廃止になれば売却する銘柄です。

東京個別指導学院<4745>

優待内容株主優待カタログ
100株以上ご希望の1品

こちらは配当利回りだけでも4%、優待もカタログギフトと魅力的な銘柄です。

仮に優待廃止の場合でも高配当株として保有は続ける予定です。

エディオン<2730>

優待内容自社ギフトカード
100株以上1年未満:3,000円分
1年以上:+1,000円分
500株以上1年未満:10,000円分
1年以上:+1,000円分
1,000株以上1年未満:15,000円分
1年以上:+2,000円分
2,000株以上1年未満:25,000円分
1年以上:+2,000円分
5,000株以上1年未満:25,000円分
1年以上:+2,000円分
10,000株以上1年未満:50,000円分
1年以上:+2,000円分

この企業もほぼほぼ優待目的です。タカラトミー同様、子どもの株式投資を教えるために優待を目的として保有しています。

優待の自社商品券で玩具を買う目的でのみ保有していますので、優待廃止で総合利回りが落ちるようであれば売却する予定です。

ヤマダHD<9831>

優待内容自社優待券
100株以上1,500円分
500株以上5,000円分
1,000株以上10,000円分
10,000株以上50,000円分

エディオン同様、子どもの玩具を優待券で買いたいがための銘柄です。廃止となれば売却します。

同社は最近長期優待を廃止しましたが、まだまだ利回りは他の家電銘柄には負けていませんので保有しています。

おわりに

今回は個人投資家の中で話題だったひろぎんHDの優待改悪を受けて、改めて持株の優待銘柄について考えてみました。

昨年はひろぎん以外にも優待廃止や改悪する企業が続出し、優待実施する企業も減少傾向にあります。

今後もこの様な企業が増えてくることが予測されますので、各企業の業績をチェックして廃止や改悪リスクが高いと判断される銘柄は早めに売却、新規の購入は控えるようにしていきたいですね。

王冠すずめ
王冠すずめ

ただし早稲アカだけはリスク承知で継続保有します!

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