三菱総合研究所<3636>の毎度お馴染みの隠れ優待を頂いた記録です。
当ブログ管理人の王冠すずめです。
1株投資(端株投資)をご存知でしょうか。
その名の通り、1株から株の取引ができるサービスのことです。
基本的に国内の個別株は1単元(100株)ごとに売買されます。そのため、1単元に届かない株(1~99株)のことを『単元未満株』もしくは『端株』と呼びます。
株主優待を行っている多くの企業は100株以上が条件だったりしますが、中には単元未満株でも貰える株主優待があります。
それが『端株優待』です。端株であれば投資資金が少なくても始められますし、優待を貰う楽しみも味わえます。
今回ご紹介する(株)三菱総合研究所<コード:3636>(以下:三菱総研)は1株持っているだけで株主優待をくれる企業です。
このページは管理人が行っている端株優待の記録用です。内容の正確性は保証致しかねますので、予めご了承ください。また銘柄を推奨するものではありませんので、併せてご理解の程お願い致します。
毎度お馴染みの隠れ優待ですが、今回もしっかり送ってきてくれました。
東洋文庫ミュージアムの無料招待券です。
三菱総研の株主優待
同社はそもそも優待制度を公表していません。
三菱総研のホームページも探してみましたが、個人投資家向けの情報で優待について言及しているページが見つけられませんでしたので、Yahoo!ファイナンスから引用してきています。
隠れ優待
同社には隠れ優待があります。配当金明細書が送られてくる度に東洋文庫ミュージアムの招待券が同封されています。
東洋文庫ミュージアム 無料ご招待券 2枚
有効期限:2023年6月4日
※無料招待券は1枚につき1名1回のみ無料で入場可能。同伴は200円引き。
同ミュージアムの入場料は900円ですので、机上の価値は1,800円になります。
この無料招待券はあくまでも隠れ優待なので、いつ廃止されてもおかしくはありません。
(特に昨今は株主優待を廃止する企業が増加傾向です。)
ただし、招待券だけであれば会社側の費用負担は少ないため、今後も継続してくれると思います。
蛇足ですが、クオカードやカタログギフトなどの優待品を取り扱っている企業は優待を出すコストも嵩張るため廃止リスクは高い印象です。
それを踏まえると、三菱総研は高配当投資としてなら利回は2.96%( 2022.6.9現在)と高配当投資としてもギリギリ許容範囲の水準ですし、隠れ優待自体を狙って貰うものではないのかもしれません。(ただ、本当に東洋文庫ミュージアムに行きたいのであれば価値のあるものなのかもしれません。)
ギリギリ高配当でもなし、優待も使いにくい、転売も難しい。そんな感じの銘柄です。
ただし、プレゼントを貰うのは悪い気はしませんね。
ちなみに、東洋文庫ミュージアムの無料招待券が貰える銘柄は他にもあります。
それが「三菱商事<8058>」です。ここの優待も三菱総研同様に隠れ優待となっています。
東洋文庫ミュージアム
東洋文庫ミュージアムは、2011年10月に東京都文京区駒込にオープンしました。多くの方に東洋学への興味を持ってもらうことがミュージアム開設のきっかけです。開設までの経緯を更に遡ると、その母体は三菱第三代当主の岩崎久彌が1924年に設立した日本最古の東洋学研究図書館である「東洋文庫」の存在があります。
「アソビュー! 東洋文庫ミュージアムとは?」より引用
口コミ
700件以上の口コミが寄せられているのは、さすが三菱財閥!
管理人は東京近郊在住ではありませんので、こちらには行ったことはありませんので、訪問者さんの口コミの一部紹介します。
最大の見どころであるモリソン書庫は、何度写真で見ていても実物は圧巻のコレクションです。(仕分け姉さん)
素晴らしい書庫。まさにデザインの成せる技でした。(ta J)
大人っぽいしつらえですが、北斎展はお子様にもわかりやすいムービーやスタンプがあったりで御家族でも楽しめる内容でした。(Nako d-)
「日本一美しい本棚と言われるモリソン書庫」を絶賛するコメントが多かったです。
ただ、展示物の少なさと入場料の900円が高いと感じている方の声も散見されました。
所在地
六義園のそばにあり、一緒に散策される方が多いみたいです。
アンケートでオリジナルグッズが貰える
ミュージアムの招待券以外に往復はがきも同封されていました。
<アンケートのお願い>
株主の皆さまの声をお聞かせいただくために、アンケートにご協力をお願いいたします。
ご返送いただいた方に、弊社オリジナルグッズをお送りします。
ご希望の方は、裏面のご住所・お名前欄にご記入ください。
(締め切り:2022年7月8日消印まで有効)←注意!!
アンケートを回答すると粗品が頂けるようです。
何が貰えるのかは分かりませんが、以前アンケートを回答した時は新刊書籍が発売前に頂けました。
その時の記事がこちら↓
フリマアプリでは不人気の優待券
同社の優待券はフリマアプリにも多数出品されていますが、出品最低金額の300円での価格設定だったり、他の商品のおまけとして扱われていることが多い印象でした。
ほぼ最低出品価格のオンパレードです。手間賃を考えると逆にマイナスなんじゃ…と思えます。
ちなみに売買成立しているのは一部で、ほとんどは300円でも売れ残っていました。
取引できただけでもラッキーなようです。
最後に
今回は三菱総合研究所の隠れ優待についてご紹介しました。
実際に東洋文庫ミュージアムに足を運ばれる方は価値のある優待だと思います。その一方で「興味がない」「そもそも東京に住んでいない」場合には無価値に等しい代物のようですね。
ただ、株主優待を公表していない同社のご厚意で頂ける物です。ありがたく頂戴して、使える人は有効に使えば良いと思います。
我が家はおチビのごっこ遊びに消費されています。
隠れ優待はさておき、三菱商事の株自体は高配当&優良企業であることは間違いありません。
この機会に端株だけでも少数保有するのも良いのかもしれませんね。
1株投資・端株投資を始めるなら
現在は色々な証券会社で1株から投資ができるサービスが提供されています。
以前まとめた記事が証券口座選びのお役に立てるかもしれませんので、よろしければこちらの記事もご覧ください。