子どもの能力を引き出す【知育玩具】
最近は知育玩具の種類も豊富にあって、どれを選んだら良いか迷います。
もちろん、知育玩具といっても、得意分野はおもちゃの種類によって異なります。
極力多くの種類の能力を養って欲しいと想うのはパパ・ママにとってみれば共通の願いだと思いますが、種類によっては伸ばせる能力も違います。
そこで、今回は「組み立てるオモチャ、Haibei 建設車両セット」についてどんな能力を伸ばすのに役立つのか考えてみました。
今回のオモチャはお子さんの
- 集中力アップ
- 忍耐力アップ
- 想像力が豊かに
- 指先の器用な子になって欲しい
そんなパパ・ママにオススメなオモチャです。
男の子(女の子のパパ・ママさんゴメンナサイ^^; )が好きな代表格のとも言える、「はたらく車」シリーズです。
このオモチャは組み立てるという工程があるオモチャですので、能力を伸ばせる範囲が広いのが特徴です。
では、具体的にどのようなことがその能力を引き出すカギになるのか。
今回はママが一目惚れして購入したオモチャについてご紹介します。
どんなオモチャなのか?
建設車輌で有名な6種類のくるまを、付属のプラスチック製の工具(ドライバー)で組み立てて遊ぶオモチャです。
このオモチャのセールスポイントは3つ
- 建設車輌(はたらくくるま)
- 自分で組み立てる
- 舐めても安心ABS素材
小さい子どもが関心のあるオモチャで、なおかつ安心素材というところが好印象です。
対象年齢は6歳以上です(我が家は2歳ですが…)
セット内容
【Haibei 建設車両セット】の内容は、
- ローラーカー
- コンクリートミキサー車
- ショベルカー
- ダンプトラック
- ブルドーザー
- ハンマークラッシャー
- 工具(ドライバー)
- 収納箱
これら封入されています。
遊び方
各パーツを組み合わせて、付属の専用工具をを使って組み立てます。
この工具は両端を使います。一方がドライバー、反対側は六角レンチになっています。
ドライバーは車体の各パーツを繋ぐビスを留めるために使い、レンチはタイヤを車体に固定するために使います。
ちなみに、自分は最初レンチに気づかず指で一生懸命締めていました…
組み立てた建設車両たちは各パーツを動かして遊ぶことができます。
遊んでみた感想
実際に組み立ててみて、良かった点・気になった点をまとめました。
良かった点
以外と丈夫
全体的に肉厚なパーツでできていますので、おいそれとは壊れたりしません。
子どもが少し体重をかけて遊ぶ程度の負荷なら、なんなく耐える丈夫さです。
ABS素材なので、耐衝撃性も高く少しの高さからの落下ではびくともしませんでした。
カドが丸い
当然と言えば当然なんですが、突起物が出ないような設計になっています。
子どもは意外と無茶な遊び方をするので、刺さったりしない形状なのは外せないポイントです。
また、表面のなめらかでおチビの肌にも優しい設計です。
気になった点
組み立てに戸惑う
細かい作り方の説明書はありません。
1枚の全体像の説明書が入っているので、なんとなくで作らなければなりません。
一番分かりにくかったのが、「ネジの取り付け」です。
ネジには長短2種類のネジが混入しているのですが、イマイチどこにとりつけるのか分かりません。
最終的に長いネジが不足し、イチからバラして確認する作業が必要になりました。
パーツの精巧さが低い
これは個体差なのかもしれませんが、各パーツの荒さが目立ちます。
ネジにバリが残っていたり、パーツの一部分が欠損していたりと少しクオリティに疑問が残ります。
ただ、これは全ての商品がそうではないと思いますのであまり気にしなくても良いのかもしれません。
知育玩具としての効果を検討
ここからは、このオモチャが子どもの脳や体にどんな影響を与えてくれるのか、理学療法士の視点から考えてみました。
集中力・忍耐力・想像力の向上
まず、精神面での効果としては、集中力・忍耐力・想像力を伸ばせる可能性があります。
おもちゃを組み立てるという工程は、
- バラバラのパーツを把握する
- 組み立てるパーツを見つける
- パーツ実際に合わせてみる(組み合わせを考える)
- パーツを組んで形(建設車両)をつくる
このようにいくつもの工程を踏まえて作ります。
パーツを選定して必要なものを探し、見つけるという工程は集中力が求められます。
正しいパーツの組み合わせにたどり着くまでに何回も試行錯誤しながら挑戦する必要があり、忍耐力も必要とします。
さらに、このパーツを組み合わせると、どんな車が出来るのかと考え、思い描くことで想像力が磨かれます。
いくつもの複雑とも思える工程を経て、子ども達の集中力・忍耐力・想像力がついてきます。
精神面はしっかり鍛わりそう!
柔軟性・巧緻(こうち)性・協調性の向上
次に、身体面で伸ばせる能力についてご紹介します。
その能力は、柔軟性・巧緻性・協調性の向上です。
付属のドライバーを握って、ネジを回すという動作は、手首と指の柔軟性が求められます。(最初のうちは「なんか変な格好で握っているな…」と思ってしまいますが、それは手首の使い方が未熟だからです。
何回も同じ動作を反復することで、次第に効率の良い手首・指の使い方を工夫しながら上達します。
また、小さいネジをねじ穴に留めて、ドライバーをネジ山に差し込むという動作は指先の巧緻性(器用さ・力加減)が無いと困難です。細かい作業をする、それは巧緻性の訓練を意味します。
子どもの「大好きな車を作って遊びたい!」という思いが、指先の訓練に繋がるきっかけになります。
他にも、
- 目と手の協調性
- 肩~肘~手首の協調性・連動性
これらの能力の向上も期待できます。
お手々も上手に使えるようになりそう!
口コミを調べてみた!
各パーツ1つ1つが精巧にできておる。4歳の孫でもちゃんと作れておったわい。お風呂にまで持って行っておったよ。
1歳の子どもに買いました。小さい部品があって心配でしたが、夢中になって遊んでくれています。兄弟で仲良く遊んでいます。
3歳の子ども用の誕プレです。一人では組み立てられませんでしたので、親が組み立てて遊ばせています。
全体的に評価は上々のようです。強度面について書いてある口コミがありませんでしたが、子どもが遊ぶ程度であれば問題なさそうな印象です。
素材の性質上、水に濡れても大丈夫ですが、細かい部分に水が入り込みますので、お風呂から出たらしっかり水を切る必要がありそうです。
砂場では遊ばせないほうが無難です。
さいごに
総合評価は「買ってよかった」
今回は【Haibei 建設車両セット】について深掘りをしてみました。
自分が購入した金額は4000円程度でしたが、建設車両が6台もついていて、簡単な組み立てて遊べる点を考えるとコスパはいいのかと思います。
もし、お子さんに
- 集中力・忍耐力・想像力をつけて欲しい
- 指先の器用な子になって欲しい
そう思われるのでしたら、一度検討の余地はあるのかと思います。
このオモチャの対象年齢は6歳~ですが、以外と小さいお子さんの居るご家庭でも買い与えているので、少し早い時期に多くの刺激を与えるのも良いのかもしれませんね。
(ビスなど細かいパーツがありますので、誤飲にだけは注意してあげてください。)
仮に事故があったとしても、当サイトでは責任を負えませんので、買い与える際には自己判断でお願いいたします。
この記事を読んでくれた方の参考になれば幸いです。