昨年はコロナの影響でパパ・ママの生活スタイルが一変してしまいました。
4月の緊急事態宣言では、相次ぐ企業のリモートワーク推進の影響もあってか「おうち時間」が増えた家庭が多かったかと思います。
(パパは整形外科なので、リモートは永遠に来ませんが…)
2021年に入り、感染者人数、重症患者数の推移も高止まりの傾向にあります。
そんな中、先日1都3県(埼玉・千葉・東京・神奈川)に緊急事態宣言が出されました。
その後を追いかけるように、関西地区や中部地方にも緊急事態措置が発出されました。
去年の事を考えると、再び自粛ムードが強くなることが予測されます。
そうすると、またおうち時間が増えて家族で過ごす時間が長くなります。
小さい子どもの居る家庭では読み聞かせする機会も増えるかもしれません。
最近の傾向としては、YouTubeを始めとした動画サイトも手軽ですが、絵本は親子の絆を深めるための心強いツールです。
我が家では、子どもが絵本を読むことに関しては大賛成!
日々、発達・教育に良さそうな絵本を探索するのが日課になっています。
そこで、今回は我が家で実践している「月齢に合った絵本の選び方」と「人気な絵本」をご紹介します。
ぜひ、この期間に親子でお気に入りの1冊を見つけてみましょう。
月齢別オススメ絵本
- 0歳児にオススメの作品はだるまさんシリーズ「が・の・と」
- 1歳児にオススメの作品ははじめましてのももんちゃん
- 2歳児にオススメの作品ははらぺこあおむし
絵本の楽しみ方
幼稚園や保育園では先生が子どもたちに対して絵本の読み聞かせをしてくれています。
この場合、複数の子ども達に対して読み聞かせをするので、どうしても読み進めるペースは一定になりますし、子どもひとりひとりのペースには合わなくなります。
しかし、絵本の読み聞かせというのは、大人の膝の上に乗せたりすることで触れあいながら、子どもの興味によってペースを合わせて読み進めて楽しむのが本来の姿です。
子どもにとって、大人と同じものを見る時間や、肌と肌の触れあい、優しい声や語り口調、大好きなパパ・ママと関わる時間は幸福感や充実感に直結し、絆を深めます。
ただし、絵本が良いから、読み聞かせが良いからと大人の一存で子どもが興味を持たないものを押し付けるのは良くありません。
年齢・発達や興味関心など子どもの成長に合わせて一緒に絵本を選んでみるのがベストです。
0歳児の絵本の選び方
赤ちゃんは月齢10ヶ月を過ぎた頃から絵本を読み聞かせるのが良いとされています。
この頃の月齢になると、赤ちゃんの脳は急激に発達し大人の言葉が少しずつ理解できるようになってきます。
ただ、言葉の理解は進みますが、まだまだ絵本はおもちゃの1つに過ぎません。
ウチのおチビも絵本を放り投げたり、ページをどんどんめくったり、逆に戻ったり。
自分のペースで楽しんでいました。
「絵本を読む」というよりは、目新しいオモチャとの認識の様でした。
もちろん、これも子どもの成長のひとつ、絵本の愉しみ方のひとつだと思っています。
時間をかけて、飽きるまで、満足するまで見せてあげてください。
この時期の子どもに選ぶポイントですが、発達段階では赤ちゃんの目はまだまだしっかりと見えているわけではありません。
そのため絵本を選ぶ時には、色合いのはっきりした原色で描かれている作品がオススメです。
さらに、乱暴に扱いがちですので、ページ1枚1枚も厚紙で補強されているものを選びましょう。
0歳児のオススメ絵本
擬音(オノマトペ)の繰り返しが出てくるものも大好きなので「だるまさん」シリーズが人気でオススメです。
本作品では、だるまさんが伸びたり縮んだり、転がったりと様々なアクションをとって子どもたちを楽しませる絵本です。
絵を見て、言葉の響きを聞いて楽しめる本作品ですが、保育士が選ぶオススメ絵本にもランクインするなど、人気の高さが伺えます。
また0歳児から楽しめる絵本ですが、2〜3歳でも読み聞かせれば笑い転げてしまうような、十分長く愛されること請け合いの作品です。
1歳の絵本の選び方
1歳を過ぎる頃には、言葉の理解がどんどんと進みます。
この頃から少しづつ言葉も増えてきて、単語での意思表示が多くなってきます。
それと同時に、他の子どもへの興味をもつ気持ちも育ってきます。
自分以外の存在が認識できるようになってきたと感じたら、新しいジャンルの絵本を選んであげましょう。
1歳のオススメ絵本
友達とモノ・コトを共有することができるようになりますので、「ももんちゃん」シリーズがオススメです。
愛くるしい見た目がかわいいももんちゃんが主人公の作品です。
オムツ1枚で登場する姿は「だれが見ても赤ちゃん」です。
おんなももんちゃんが織りなす本作品は、完結で大胆なストーリー展開と、リズミカルな言葉が合わさって興味を惹きつけます。
周りの子どもに興味を持ち始めた時期だからこそ、子どもにはより魅力的に映る作品です。
また、身近なことやものに反応しますので、動物や食べ物が出てくる絵本も楽しむことができます。
2歳の絵本の選び方
2歳を過ぎた辺りから、話せる言葉が爆発的に増加します。
それまで単語でしか発語できなかったものが、二語の文が話せるようになります。
認知機能の発達も進み、モノには名前があることを知ります。
何にでも興味が湧く時期でもあり、ことあるごとに「これはなに?」とパパ・ママに聞いてくるようになります。
記憶力や想像力もぐんぐん伸びますので、記憶に残っていることを話したり、別々の覚えたことを合体させて表現したりするようになります。
ちなみに我が家のおチビは、「食べること」と「ロボカーポリー(働く車が擬人化して人々を助けるアニメ)」を組み合わせて、トミカにご飯を食べさせたりしていました。
つまり、これまでの体験や経験をもとにしてお話しを膨らまして楽しめるようにもなります。
2歳のオススメ絵本
この時期の子どもは「はらぺこあおむし」が大好きです。
身近な事象を取り上げた絵本にも興味を持つようになりますから「おおきなかぶ」など、ストーリー性があり、リズミカルな要素もある作品を楽しめるようにもなります。
「おおきなかぶ」は昔から読み継がれている伝統的絵本の1つです。
内容についてはご存知の方も多いのではないでしょうか。
親子で楽しむ!月齢にあわせた絵本の選び方とオススメを紹介。まとめ
- 0歳は絵本で遊びがち、原色の絵と丈夫な製本のものを選ぶ。
- 0歳児にオススメの作品はだるまさんシリーズ「が・の・と」
- 1歳は他の子どもに興味を持つ時期、内容も発達にあわせて。
- 1歳児にオススメの作品ははじめましてのももんちゃん
- 2歳は興味津々の時期、話が膨らむ作品を選ぶ。
- 2歳児にオススメの作品ははらぺこあおむし
今回は乳児期の絵本選びについてお伝えをしましたが、乳児期は言葉を多く覚える時期になりますので、遊びと会話の延長戦で楽しめる絵本を選んであげましょう。
この時期に楽しい気持ちや心地よいと感じる経験ができると、大きくなっても絵本に親しみを持てることでしょう。
食事の後や寝る前など、ほんの少しの時間、パパ・ママとお子さんで楽しい時間を共有してみてくださいね。
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