現在(2022.1)、株主優待株主優待を行っている企業は約1,500社ほどあります。
ただ、その優待を受けるには100株以上が条件という企業がほとんどです。
国内の個別株は通常1単元(100株)ごとに売買されます。
そのため、1単元に届かない株(1~99株)のことを『単元未満株』(場合によっては『端株』)と呼んだりします。
ところが、中には単元未満株しか持っていない株主にも株主優待がある企業があります。
それらの企業を狙って投資する。それが『1株優待』です。単元未満株であれば少資金から始められますし、優待を貰う楽しみも味わえます。
ただ、単元未満株で貰える優待は自社割引券や施設利用券など、誰でもトクするというよりは企業側の販促の意味合いが強いので何でもかんでも優待を貰えば良いというわけではありません。ちゃんと自分にメリットのある優待でないと意味がありませんからね。
そこで今回は、端株でスポーツ観戦チケットを貰える銘柄(応募制)をご紹介します。
ただし応募制なので、「当たったらラッキー!」と宝くじ感覚での保有も面白そうな銘柄です。
今後、「個別株投資を初めてみたい」「株主優待投資がしてみたい」と思われる方も、1株優待から手堅く初めてみても良いのかもしれません。
このページは管理人が行っている端株優待の記録用です。内容の正確性・最新性は保証致しかねますので、あらかじめご了承ください。また特定の銘柄を推奨するものではありませんので、併せてご理解のほど、お願い致します。
スポーツ観戦チケットが貰える銘柄
企業名 | コード | 権利月 | 優待内容 |
富士電機 | 6504 | 6 | (1)観戦チケット (2)施設見学 (3)カレンダー |
いちご | 2337 | 2.8 | 観戦チケット |
いちごホテルリート | 3463 | 1.7 | (1)観戦チケット (2)ホテル宿泊割引券 |
いちごオフィスリート | 8975 | 4.1 | 観戦チケット |
いちごグリーンインフラ | 9282 | 6.12 | 観戦チケット |
優待で観戦チケットを提供している銘柄は全部で5つありました。
ほぼ「いちご」やった…
富士電機<6504>
特色:重電大手。パワエレ機器や自販機、パワー半導体に強み。発電設備は海外中心、収益は下期編重。
いちご(株)<2337>
不動産再生の「心築」事業とRIET運用、太陽光等の発電事業が主力。
株主優待は、“Jリーグの観戦チケット(抽選への複数回応募権利)”がもらえます。
抽選式になりますが、J1・J2・J3の全試合が対象となっています。サッカー好きには、とても魅力的な優待です。
いちごホテルリート投資法人<3463>
いちご株部式会社をスポンサーとするホテル特化型J-REIT。PFの規模は510億円と小振り。北陸・東海、大阪、京都、東京等とバランスよく地域分散が聞いた構成。
いちごオフィスリート<8975>
いちご株式会社をスポンサーとするオフィス特化柄J-RIET。JRCの格付けは「A–」。合併前の旧いちご不動産投資法人時代から最新期(2017.10期)まで15期連続増配というJ-RIET最長記録を有する。
いちごグリーンインフラ投資法人<9282>
いちご株式会社が設立したインフラファンド。時価総額は約63億円と上場しているインフラファンド7銘柄のうち5位。(大和ネクスト銀行-ESG投資で注目?「インフラファンド」とは より引用)
まとめ
無駄に年間表にしてみました。全銘柄持っていれば、秋以外はなにかしら抽選で当たりそうな気がするのは私だけではないはずです。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
いちごホテル いちごオフィス | いちご | – | いちごオフィス |
5月 | 6月 | 7月 | 8月 |
– | 富士電機 いちごグリーン | いちごホテル | いちご |
9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
– | – | – | いちごグリーン |
さいごに
野球の観戦チケットが富士電機の日本ハムしかなかったのは意外でした。
残りはいちごグループのサッカー観戦チケットです。
いちごに関してはJ1~J3までのチケットが当たりますし、複数の名義で保有すれば当選確率も上がり複数貰えるかもしれません。
サッカー観戦が好きな方はトライしてみるのも良いかもしれませんね。