当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

【株主優待投資】どんな優待を選んだらいいの?初心者が失敗しないために覚えておきたい投資基準を紹介。

株主優待
この記事は約6分で読めます。

株式投資をしている方の中には企業が行っている株主優待に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。

私も株主優待が好きで優待を出している企業の株を複数所有しています。

基本的に株主優待は企業の株式を長期間保有することで、配当・優待を貰いつつ値上がり益も得ていく投資法です。

そのため、短期の株価の上下に一喜一憂せず辛抱強く投資し続けるメンタルが必要になります。

多くの雑誌やネット情報では優待投資は初心者向けと言われていますが、個人的には難易度の高い投資手法だと考えています。

特に優待投資をする上で重要なのは

企業が長期的に安定して株主優待を出し続けてくれるか

⇨ 企業分析ができるか

安く仕込めるか(購入時の投資金額を低くできるか)

⇨ チャート分析ができるか

これが全てといっても過言ではありません。

株式投資初心者にはいささかハードルが高いと思っています。

ただ、優待を貰うことによって生活の満足感が高くなることも間違いありません。

そこで今回は当てずっぽうで購入して後悔しないために、これから優待投資を始める方にも分かりやすい購入時の基準についてご紹介します。

あくまで私のマイルールのご紹介ですので、あらかじめご了承ください。

購入時のマイルール

◍ 使いやすい優待に絞る

せっかく株主優待をもらっても使えなければ意味がありません。

狙うべき優待はよく行くお店など、もともとの自分の生活圏で使える優待を選ぶようにしています。

貰った優待をわざわざ使うために遠方に出かけたり、余分な出費をすることは優待投資をする理由から外れますし本末転倒です。

◍ 総合利回り4%以上

実際に銘柄を買う候補に挙げるのは総合利回りが4%以上あるのが条件です。

総合利回りが低い場合、折角投資していても旨味が少なくなりますので、4%を一定の条件にしています。

⮞ 優待と総合のをれぞれの利回りにも注目する

ちなみに、優待のみで高利回りとなっているような銘柄は廃止された時のダメージが大きいので投資対象から避けるようにしています。

配当と優待の理想の割合は配当50:優待50です。

利回り
総合利回り=配当利回り+優待利回り

配当利回り=1株当たりの年間配当額÷1株の価格×100
優待利回り=優待の換算金額(年間合計)÷優待条件までの株数×100

◍ チャートの底打ちを確認する

一見すると総合利回りが4%以上になっている場合、利回りが高いからと飛びつくのは危険です。

株価が下落して、結果的に利回りが上昇している場合というのも相場ではよくあります。

もしかしたら、まだまだ株価が下落している最中かもしれません。購入後も下落トレンドが継続すればズルズルと含み損が拡大してしまいます。

そうならないためには最低限、底打ちを確認してから入るようにしています。

◍ 換金率の高い優待

生活圏で使えなくても、メルカリなどのフリマサイトで人気のある優待は狙ったりします。

優待の内容によってはぶっ壊れの利回りになっているもので額面の70〜80%以上で転売できるものは総合的な利回りが高くなるものとして購入している銘柄もあります。

具体的な銘柄を挙げると、

「Joshin<8173>」や「早稲田アカデミー<4718>」などが挙げられます。

Joshinの2021年の優待利回りは100%を超えましたし、早稲田アカデミーも長期保有で最大14%と破格の利回りになっています。

↓ 参考に過去の記事をご紹介しています。

◍ 分散投資が基本

投資の基本は分散投資です。「卵は1つのカゴに盛るな」との相場格言の通り、分散させることでリスクも分散させます。

大和証券より引用
卵は1つのカゴに盛るな
株式相場の世界では、先人が、その経験を基にして、さまざまな格言を残している。卵は一つのカゴに盛るなも、そのうちの一つである。

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。

特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え(=銘柄分散投資)。
野村證券「証券用語解説集」より引用

⮞ 銘柄を分散する

原則として1銘柄につき100株のみの保有としています。

株主優待で1番利回りが高く設定されているのは100株保有の場合です。

また優待廃止された時のダメージを最小限に抑えるためにも最低単元のみで銘柄を分散させてリスク管理をしています。

⮞ 金額を分散する

安い銘柄は家族名義口座でも複数単元を購入しています。

全ての優待銘柄を100株ずつ購入するとポートフォリオに占める割合もバラバラになってしまいます。

そこで10万円以下で買えるような安い銘柄に関しては200〜300株をそれぞれの講座で保有することで、だいたい各銘柄が同額程度になるように調整するように気をつけています。

優待が廃止された時の対応

株主優待の廃止は突然アナウンスされます…

万が一株主優待が廃止されてしまったときはどうすればいいでしょうか。こんな時にも慌てないように、しっかり対応しなければなりません。

私の場合、優待が廃止されたら原則処分するスタンスです。

購入時に優待目的で買ったのなら、優待が廃止されれば速やかに処分します。

最初にその企業の株式を購入した理由から外れた場合には速やかに対応することで後に大きな損失に繋がらないようにしています。

このような考えは株主優待投資以外にも高配当投資や成長株投資の場合の損切り方法にも共通します。

↓ 優待が廃止された時の対応方法については別でまとめてあります。

最後に

今回は株主優待投資の購入する際のマイルールについてご紹介しました。

優待投資は長期的な資産を最大化するのには不向きな投資手法です。

ただ、日々の生活の節約だったり、ちょっと贅沢してみたりとメリットがあり心を豊かにしてくれるメリットも大きいと思います。

ぜひ、ご自身の投資に役立ててみてください。

この記事を書いた人

整形外科勤務の白衣の肉体労働者。理学療法士の視点から子育てに関する情報を発信する予定が最近は投資関係の話題ばかり。最近はブロックチェーンゲーム「Walken」の内容を中心に発信。

チーポリをフォローする
株主優待
シェアする
ベビセフ
トップへ戻る