ロングセラー絵本「恐竜トリケラトプスシリーズ」は困難を乗り越えて頑張るストーリーが魅力!恐竜好きの子ども達に大人気のシリーズ絵本です。
「恐竜トリケラトプスシリーズ」の創刊は1992年。約30年も読み継がれている恐竜絵本を代表する作品です。
このトリケラトプス シリーズは、草食恐竜のトリケラトプスが数々の肉食恐竜たちを前に立ち向かう描写が多く出てきます。自然界では弱い立場であるはずの草食恐竜が戦う場面を想像すると、すごく勇気を貰えます。
著者である絵本作家の黒川みつひろさんの、「子どもたちにも困難に逃げずに立ち向かっていってほしい…。」そんなメッセージが込められた作品です。
生きていると色んなことがあるけれど、困難にぶち当たっても立ち向かう強さを持って欲しい…これは子どもを持つ親はだれしも抱く想いではないでしょうか。
◍ 主な登場人物
恐竜トリケラトプスシリーズとは
恐竜トリケラトプス シリーズはトリケラトプスの子どもが主人公の物語です。
父親でトリケラトプス軍団のリーダーについて行きながら、仲間の恐竜たちと困難に立ち向かいながら乗り越えていくお話です。
現在は、
- 恐竜の大陸 シリーズ:全7作品
- たたかう恐竜たち シリーズ:全10作品
- 恐竜だいぼうけん シリーズ:全12作品
発売されています。
シリーズが始まったのが1992年で、30年も続くロングセラーとなっています。
◍恐竜の大陸シリーズ 紹介
◍たたかう恐竜たちシリーズ 紹介
恐竜だいぼうけん シリーズ紹介
恐竜だいぼうけんシリーズは「トリケラトプス シリーズ」の最新シリーズです。
草食恐竜トリケラトプスの子リトルホーンが、父親のビッグホーン、友だちのプテラノドンの子プテラぼうやとともに冒険の旅にでます。迷子の草食恐竜サルタサウルスや巨大なウミガメのアーケロンを助けるため、獰猛なウミトカゲのモササウルスや恐ろしい肉食恐竜のカルノタウルス、カルカロドントサウルスなどに勇気と知恵で立ち向かいます。迫力ある恐竜たちのカラーイラストが子どもたちに大人気の恐竜絵本です。
小峰書店より
恐竜だいぼうけんシリーズは各定価1,100円(本体1,000円+税)
書店はもちろん、アマゾンや楽天ブックスなどでも購入することができます。
↓ シリーズを発行年順に並べています。
発行年:2012年
ページ:32
恐竜トリケラトプスとプテラノドンは、カルカロドントサウルスからアーケロンのたまごをたすけることができるのか?! トリケラトプスの子リトルホーンが大活躍する「恐竜だいぼうけん」シリーズ、第一弾!
小峰書店より
発行年:2013年
ページ:32
海をわたっていた恐竜トリケラトプスとプテラノドンに、おそろしいウミトカゲのモササウルスがつぎつぎとおそいかかる! モササウルスにとって有利な海でのたたかいで、トリケラトプスたちは勝つことができるのか?! ウミガメのアーケロンやエラスモサウルスもたたかいにくわわるのだが……。トリケラトプスたちが大活躍する恐竜絵本シリーズ第2弾! 迫力ある恐竜のイラストが大人気の絵本です。
小峰書店より
発行年:2014年
ページ:32
むれからはぐれた草食恐竜サルタサウルスの子どもを肉食恐竜カルノタウルスからたすけたトリケラトプスたち。ところが、カルノタウルスが仲間をつれて仕返しにやってきた。あぶない! トリケラトプス!!
発行年:2015年
ページ:
お腹を空かせて困っているテリジノサウルスの親子に出会ったトリケラトプスたち。肉食恐竜アベリサウルスにおそわれて、逃げてきたといいます。トリケラトプスたちは、親子を助けることができるのでしょうか?!
小峰書店より
発行年:2016年
ページ:
トリケラトプスのお母さん、ママホーンと子どもたちは、森であやしい沼を見つけます。そこへ、空腹のアルバートサウルスのお母さんと子どもがあらわれます。ママホーンは子どもたちをすみかへ帰らせますが…。
小峰書店より
発行年:2017年
ページ:32
巨大草食恐竜アルゼンチノサウルスに湖の場所を教えてもらったトリケラトプスたち。湖に向かう途中、おそろしい肉食恐竜軍団に囲まれてしまう。カルノタウルスやノアサウルス、マプサウルスたちに勝てるのか?
小峰書店より
発行年:2017年
ページ:32
父親に獲物をとってくるよういわれた肉食恐竜ダスプレトサウルスのこども、プレト。狩りが苦手なプレトは草食恐竜コリトサウルスの群れに迷い込んでしまう…。いつもは怖いダスプレトサウルス親子の愛を感じる物語。
小峰書店より
発行年:2018年
ページ:32
トロオドンからタマゴをすくったトリケラトプスたち。そのタマゴからうまれたスピノぼうやのために、お母さんをさがすことに。すると、デルタドロメウスにねらわれているスピノサウルスの親子がいて…。
小峰書店より
発行年:2019年
ページ:32
トリケラトプスのミニホーン、ミクロホーン、ナノホーンが、もりでかくれんぼをしていると、おそろしい肉食恐竜のゴルゴサウルスがあらわれて、子どもたちが大ピンチに! 勇気を出したミニホーンは……。
小峰書店より
発行年:2020年
ページ:32
ないている恐竜のために「あくまのもり」にはいったトリケラトプス。おそろしいギガノトサウルスたちが、まちかまえていて……。
小峰書店より
発行年:2020年
ページ:32
ティラノサウルスの兄弟にねらわれているマイアサウラの親子に出会ったトリケラトプスのママホーンとミニホーン。マイアサウラをすくうため、トリケラトプスはティラノサウルスとどう戦うのか? 大人気、恐竜絵本!
絵本NAVI 出版社からの内容紹介より
発行年:2021年
ページ:32
巨大翼竜ケツァルコアトルスがいる谷をとおらなくてはならないトリケラトプスたち。空からおそってくる敵とどうたたかう?
絵本NAVI 出版社からの内容紹介より
発行年:2021年
ページ:32
ふるさとのみどりの谷まで、あと少しのところまできたトリケラトプスたち。最後に、あくまの谷を通ります。ところが、そこには恐ろしいティラノクイーンが待ち構えていました。
絵本NAVI 出版社からの内容紹介より
おわりに
今回ご紹介した「恐竜だいぼうけん」シリーズは、全30巻にも及ぶトリケラトプスシリーズの最新の物語です。
前作の「たたかう恐竜たち」シリーズが自分達が暮らしている新天地にやってくる肉食恐竜たちと戦う、いわば「大切なものを守り抜く強さ」を学べる作品とするならば、今作は冒険の途中で困っている恐竜たちを助けながら物語が進んでいきます。つまり他者を助ける優しさと勇気を学べるシリーズとなっています。
ストーリーもシンプルで読みやすく、描かれている恐竜たちも躍動感があって小さいお子さんも愉しみながら読める作品です。
ぜひ、恐竜好きなら読み聞かせに一度本シリーズを手に取ってみてください。