近年コロナ禍でおうちで遊ぶことが多くなりました。最初は楽しく遊んでいたオチビ達も、だんだんと刺激が少なくなってきてマンネリ気味…。
本当は外で元気に走り回って欲しいけど、なかなか大勢が居る場所には連れていきたくない…でもおうちでは刺激が無くて楽しそうにしていない。
そんな姿を見てやきもきしているパパ・ママも少なくないのかもしれません。
おうちでダラダラ過ごして欲しくない!
頭や指先を使った遊びをして欲しい!
そんなパパ・ママにオススメなのがペーパークラフトです!
実はペーパークラフトは近年密かに人気を集めている「おうちあそび」です。
何かを作る「工作遊び」というものは、一般的に頭や指先をに良い刺激を与えることが知られています。
おうち遊びでマンネリ化しているオチビ達に楽しいおうち時間を過ごして貰いましょう!
パパ・ママも一緒に作品を作ってあげることで親子に絆が深まること間違い無し!
ペーパークラフトの魅力
- お手軽さに始められる
- コミュニケーションツール
- 子どもの能力の向上が期待できる
お手軽に始められる
ペーパークラフトの魅力はなんといっても手軽に始められることです。
作品を作る工程は「切る・折る・貼る(塗る)」と簡単な作業のみ。道具もハサミやのりなど自宅にあるもので作ることができます。
今は色んな企業・個人サイトで展開図が無料でダウンロードできます。個人のレベルに合った作品を選べば、小さい子どもから大人まで楽しめます。
コミュニケーションツール
親子が一緒に作品を作ることで、ペーパークラフトはコミュニケーションツールとしての効果が期待できます。
子どもにとって「あーでもない、こーでもない」と言いながら作品を作り上げることは楽しいひと時です。一緒に遊んで貰ってる上に出来ないところを助けてくれる。安心して作品作りに集中できるようになります。
子どもだけでなく、親にとっても大切な時間になります。
同じ作業をしながら子どもの様子をじっくり観察できるのも良い点です。
・集中力は継続できているか?
・のりやハサミは上手に使えているか?
・表情は豊かか?
もしかしたら、今まで気付かなかった子ども達の成長を発見できるかもしれません。
そう思うと、ペーパークラフトは親子で一緒の時間を過ごすのにピッタリですね。
子どもの能力の向上が期待できる
ペーパークラフトの効果は「身体面」と「精神面」にバランスよく刺激を与えてくれます。
- 身体面への影響
- ・指先の巧緻性の向上
・集中力の向上
・知識向上、観察眼が養われる - 精神面への影響
- ・自己肯定感の向上
- 身体面への影響
指先の巧緻性の向上
巧緻性の向上とは、いわゆる「指先が器用になる」ことです。
紙をハサミで切る、折り曲げる、のりでくっつける…これらの作業は指先の繊細な動きの連続です。指先の細かい作業の反復訓練は、結果として指の使い方が上手な子どもになります。
また指先を使うことで脳の活性化も期待されます。
上の図は「ペンフィールド・ホムンクルスの脳地図」と呼ばれていて、脳と体の繋がりを表したものです。
この図では手指・口が大きく描かれていて、人間が何か物事を認識するために、指や口の影響が大きいことが示されています。(参考:日本学術会議 おもしろ情報館 「記憶ってなに?」)
目から対象物を視認して、指先で自分が思ったように作業を行う。
つまり指先を動かすことで脳を活発に働かせることができます。
このグロテスクな人形はペンフィールドのホムンクルス(脳の中の小人)と呼ばれ、マップのデータを3Dで表現したものです。改めて見ても手の大きさに驚かされます。人間の手の感覚は敏感で、触った物の硬さや質感、温度などを瞬時に知ることができます。
それだけ脳と指先は緻密に連携していて体の大切な部分なんです。
手先を使う作業をすることで脳を刺激し、活性化することが期待できるということにもなりますので、子ども達の手先を使った遊びや作業の重要性を痛感します。
- 精神面への影響
集中力が養われる
ペーパークラフトは遊びの中で集中力を養うに適した教材です。
まだ頭も体も発展途上で集中力が身についていない子どもにとって、1つの作業を続けて行うのは高いハードルです。
でも、「楽しい」と思えるようなものであれば以外と集中力は長く続く物です。
パパ・ママも「好きなことをやっていたら、あっという間に時間が過ぎた。」
こんな経験をしたことがあると思います。
これと同じように、子ども達にとってペーパークラフトは「遊びながら集中力を鍛える練習」になります。
自己肯定感を高める
実はペーパークラフトは自己肯定感を高めるのにも有効です。
ペーパークラフトの魅力はなんといっても「自分で作ること」。
説明書を見て悩んだり、アレコレ工夫しながら指を動かして、時間を掛けて作品を完成させるという体験は、いわば「小さな成功体験」です。
小さな成功体験を積み重ねることで、自分に自信をつけるきっかけになります。
この学習法、実は「くもん式」の教育プログラムとして組み込まれています。
くもん式とは、小さな成功体験を繰り返して自主成長を促す教育プログラムです。
ここでは細かく説明しませんが、くもん式の特徴の中に「スモールステップ」でちょうど良い学習を進めることを指導者側に教育しています(参考:くもん式の4つの特徴)
くもん出版からKUMON TOY「くもんのペーパークラフト」が発売されていました。
くもん出版は「読む」「学ぶ」「遊ぶ」を通して、子どもたちの生きる力を育てるという理念のもと知育玩具を開発しています。
くもん式も認めるペパクラの有用性!
- KUMON TOYとは?
- くもんがつくる、知育玩具
KUMON TOYは、くもんがつくる知育玩具のブランドです。
1984年「くもんのジグソーパズル」シリーズ発売以来、乳幼児の学びにつながるさまざまな力をつける知育玩具を開発しつづけています。
商品の開発にあたっては公文式教室でつちかった「子どもが自ら学べ、力がつく」ノウハウを基礎に、夢中になってくり返し遊びたくなる楽しさや、長く使っていただける仕様など、さまざまなくふうを施しています。 - くもん出版より引用
くもん式の基本は、「できた!の繰り返しで自分に自信をつけて自ら進んで学ぶ習慣をつけること」です。
まさに「楽しく作って、できた!の体験を繰り返して楽しく学習する」ことはペーパークラフトにぴったりです。
- その他
知識・観察眼が養われる
ペーパークラフトで作る作品は動物や乗り物、建築物など多種多様です。色々なサイトで紹介されている作品数だけでも幅広い物の名前を知ることができます。
作った作品について色々調べてみたりと話を広げてあげることで、子供の興味・知識を増やすきっかけになります。
そんな魅力たっぷりのペーパークラフトの世界。
ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてください。
でも、どうやって始めたらいいか分からない!
そんなママにオススメの無料でダウンロードできるサイトをまとめました!
テーマ別サイトを紹介!
ペパクラ作品を無料公開してくれているサイトをテーマ別にまとめました。
難易度別に分けて一覧表にしてありますので、直感的に分かるようにしてあります。
この記事の情報は2021.12現在です。最新の情報ではない可能性があります。