絵本「恐竜トリケラトプス シリーズ」は爽快なストーリーが魅力!恐竜好きの子どもに読み聞かせたいシリーズ絵本です!
30年以上もロングセラーとなっている「恐竜トリケラトプス シリーズ」は絵本作家の黒川みつひろさんのシリーズ絵本です。
このトリケラトプス シリーズは草食恐竜のトリケラトプスが数々の肉食恐竜たちを前に立ち向かう描写が多く出てきます。自然界では弱い立場であるはずの草食恐竜が戦う場面を想像すると、すごく勇気を貰えます。
このトリケラトプス シリーズでは著者の黒川みつひろさんの「子どもたちにも困難に逃げずに立ち向かっていってほしい…。」そんなメッセージが込められた作品です。
生きていると色んなことがあるけれど、困難にぶち当たっても立ち向かう強さを持って欲しい…これは子どもを持つ親はだれしも抱く想いではないでしょうか。
恐竜トリケラトプスシリーズとは
恐竜トリケラトプス シリーズはトリケラトプスの子どもが主人公の物語です。
父親でトリケラトプス軍団のリーダーについて行きながら、仲間の恐竜たちと困難に立ち向かいながら乗り越えていくお話です。
現在は、
- 恐竜の大陸 シリーズ:全7作品
- たたかう恐竜たち シリーズ:全10作品
- 恐竜だいぼうけん シリーズ:全12作品
発売されています。
シリーズが始まったのが1992年で、30年も続くロングセラーとなっています。
◍ 主な登場人物
たたかう恐竜たちシリーズ 紹介
たたかう恐竜たちシリーズは「トリケラトプスシリーズ」のシリーズ2作目です。
前作ではトリケラトプスたちが「新天地」を求めて旅をするシリーズでした。今作では、その新天地をさまざまな肉食恐竜たちから守り抜く、という物語です。
「大切なものを守るために戦い、困難を乗り越えていく…」
ぜひ、子どもたちも何かを守れる強さを身につけて欲しいですね。
発行年:2009年
ページ:39
おもしろさパワーアップ!ちからいっぱい肉食恐竜と戦う、ロマンいっぱいの恐竜絵本。
リトルホーン兄妹が泉へ水を飲みにいくと、恐ろしい肉食恐竜軍団が襲いかかってきました。しかし仲間の石落とし作戦で、肉食恐竜軍団は逃げていきました。巻末に肉食恐竜解説付。98年刊「恐竜トリケラトプスの大決戦」続編。
「BOOK」データベースより
発行年:2001年
ページ:39
トリケラトプスに卵をぬすまれたとかんちがいしたプテラノドンの大群が、トリケラトプスにおそいかかってきた。新天地をもとめ海岸にやってきたトリケラトプスにまたも災難が。
「MARC」データベースより
発行年:2002年
ページ:39
平和な新天地に恐ろしい敵がやってきた。ティラノキングの兄が率いるティラノサウルス軍団だ。トリケラトプスのリーダー、ビッグホーンは新天地を守るため、ダスと手を組んで戦うが…。
「MARK」データベースより
発行年:2003年
ページ:39
トリケラトプスのリーダー、ビッグホーンのもとに使いがきた。草食恐竜の王ブラキオサウルスが病気でたおれたらしい。肉食恐竜アロサウルスから仲間をすくうため、トリケラトプスの群れはジュラ紀クレーターをめざす。
「MARC」データベースより
発行年:2004年
ページ:39
アロサウルスをやっつけたトリケラトプスに新たな敵があらわれた。ジュラ紀最強の肉食恐竜サウロファガナクスだ。トリケラトプスはどうたたかうのか?
小峰出版より
発行年:2006年
ページ:39
トリケラトプスの子リトルホーンは、狩りのできない肉食恐竜の子プレトとともに、湖に魚をとりに行きました。でもそこには恐ろしい水生恐竜のスコミムスがいたのです。
小峰書店より
発行年:2007年
ページ:39
みどり豊かな新天地で暮らすトリケラトプスたちを南の地から肉食恐竜たちが襲ってきた。カルノタウルスとギガノトサウルスにはさみうちされたトリケラトプスたち。はたしてこの危機を乗り切ることができるのか!?
小峰出版より
発行年:2009年
ページ:39
トリケラトプスのビッグホーンのもとに、ダスプレトサウルスのダスの息子、プレトがたすけをもとめてきた。ダスが病気だという。病気を治すにはラプトル谷の薬草が必要だが、谷にはどうもうなラプトルたちが……。
「BOOK」データベースより
発行年:2010年
ページ:39
リトルホーンたちは、森の奥でスピノサウルスの赤ちゃんに出会います。ところが、そこに乱暴で食いしん坊のアルバートサウルスがやってきます。リトルホーンはスピノサウルスを守ることができるのでしょうか……?
小峰書店より
発行年:2011年
ページ:39
ティラノサウルスに襲われたエイニオサウルスの子どもが、トリケラトプスをたずねてきた。赤い岩のふもとにいるツノ竜をすくうため、ゆうかんなトリケラトプスたちは、たちあがる! ティラノサウルスに勝てるか?
小峰書店より
おわりに
今回ご紹介した「たたかう恐竜たち」シリーズは、全30巻にも及ぶトリケラトプスシリーズの2作目の物語です。
前作の「恐竜の大陸」シリーズが、新天地を求めて困難を乗り越えていく、いわば「自分で道を切り開く勇気」が学べる作品とするならば、今作は「大切なものを守り抜く強さ」を学べる作品となっています。
ストーリーもシンプルで読みやすく、描かれている恐竜たちも躍動感があって小さいお子さんも愉しみながら読める作品です。
ぜひ、恐竜好きなら読み聞かせに一度本シリーズを手に取ってみてください。